しばらく冬型の気圧配置が続くようで、天気予報から雪マークが消えそうにありません。そんな天候で迎えた成人の日。「今日はやっていないだろう」と思って行ってみると今までで最大人数と思しき人でワヤワヤと作業していました。
な、なんと!大成ハウジング富山でも珍しいらしい「仮屋根」をつける作業を大人数でやっておられました。屋根の防水処理をする際に雨に降ってもらったら困るわけですが、なんせ富山は年がら年中天候が悪く、冬に至ってはグレーの空から逃れることはできない。それに加えて、今週はひたすら雪らしいので防水処理ができないとのこと。設計担当でエキスパート設計技師のTさん曰く「施工に代えられませんからね。屋根はこちらで持たせていただきます。冬に仕事をさせていただけるのですから……」となんとも申し訳ないお言葉!なんて素晴らしい業者なんや〜、と心の中で男泣きに泣いておりました。
冬の富山だからといって全物件にやるというワケではないそうで、天気と相談して必要と判断すれば、止むを得ず取り付けて施工するのだそうです。トタンの屋根だそうですが、これで何が降っても大丈夫!それにしても、屋根までつけると相当デカイです。
右に傾斜した仮屋根です
屋根があってクマも嬉しそうです(?)
実際の屋根の上にもかなりスペースがあります
雨水はこちらに流れてくるんですね
テラスの上から仮屋根を見ました
雪が降っているのに滑らないかヒヤヒヤものです
仮屋根と同時並行で足場にシートカバーを付けていました。kasaさんのお宅のような鮮やかなグリーンではなく、グレーでした。ほんまにドコドコまで行ってもグレーから離れられん我が家です。
グレーのシートカバーです
1枚1枚、足場にヒモでくくり付けていきます
雪の降る中、雨合羽装備で頑張っています
手際よくドンドコ付けられていきました
中では、スラブ板の継ぎ目のモルタルを塞いでいた板が外され、仮止めの鉄パイプもなくなり、広々としておりました。
玄関上のベランダから中を見ました
階段上ったところから玄関上のベランダを望む
北東の両親の寝室からテラスを見ました
南東の洋室からテラスと廊下を見ました
私の寝室からテラス見ました。中庭みたいです
廊下から大開口部を経てテラスを見ました
2階天井のスラブ板も綺麗に繋がりました
天井の隅にありました「タルカス」かな?
建て方業者のおっちゃん曰く「ここの現場も今日で最後です」とのこと。そんな〜!いいおっちゃんだったのに!「明日から別の現場ですわ」だそうです。「でも、はみ出たグラウト材だけは何とかして〜!」ということで、削りとって仕上げておられました。
バックアップ材の隙間からはみ出たグラウト材。
木の板との隙間で固まってしまいました……
小型の電動カッターを微妙にさばいて
削り取っていくおっちゃん。匠の技っ?
削り取った後を積もった雪でボールを作って
拭き取っていきます。材料費タダで経済的!
若手職人は金属のヘラで削り取っていました。
素手でやっていて手がかじかんでいるようです
「それじゃ!」と作業を終え、おっちゃんは荷物を
まとめて、次なる現場へと旅立っていった……
そして、現場には仮止め用鉄パイプ
を止める為の穴だけが残された……
皆さん、寒い中、本当にご苦労様でした!建て方のおっちゃんも説明好きで本当に気さくでイイ人でした。
おっちゃぁ〜ん、カムバ〜ック! (TOT)ゝ