先日の3ヶ月点検(実際には「ほぼ4ヶ月点検」になってしまった)で見つかった不具合の補修工事が行われました。
私は仕事で出てしまっているので、自宅で仕事している両親が応対&撮影してくれました。ご苦労様でした!
まず、床の不具合がありました。完成した我が家のフローリングと打ち合わせ段階で指定したサンプルとは、どうも違うようなのです。サンプルは目地が浅く、滑らかで、目地が少ない上にあまり目立たないというものでした。しかし、実際に取り付けられていたものは、目地が深く、目地をあえて見せる為か、結構目立つものでした。実際に担当者に打ち合わせに使ったサンプルを持ってきてもらって確認してみると別商品でした。しかも、溝が目立つ方の商品は若干割高だったために、差額の返却をしてもらうということで別商品問題はひとまず解決(?)。
また目地がヤケにひっかかるということで、ストッキングユーザーの母は「伝線する!」と敏感に反応し、その目地を直してもらいました。
まず、目地をサンドペーパーで削り、削って白くなったところを茶色の塗料で塗ります。そういう作業をチマチマと全てのフローリングに施しました。
必要にして十分なほどの筋肉質なおっちゃんが
チマチマと目地をペーパーで研磨していきます
2階に上った所の床も研磨です
研磨した後は白くなるので色を塗っていきます
結構、腰が痛くなる作業に見えます……
塗装するときに有機溶剤を使うようで、部分的に
ワックスが剥がれています。後日、再ワックスです
断熱ブロックを留めるサンドイッチ金具
のガタつきを直す現場監督のS原さん
敏腕現場監督のS原さんは、ご近所サンということで何か不都合があって電話をかけると「あ、じゃあ帰りに寄って行きましょーか?」と気軽に寄っていってくださる頼りになるカントクさんです。
同時に、地域の体育関係の係をやっておられるそうで、地域の運動会のお誘いメールまでいただく濃厚な(?)近所付き合いをさせていただいております(?)。こちらとしても、何かトラブルがあったらご自宅までいつでも押しかけられるので気が楽です(笑)。
お次の補修箇所は、1階の工房のサッシのゴムパッキン。それと、2階の大開口部への出口の特注ビルサッシです。
1階工房のゴムパッキンは変形してしまっているようで、うまく閉まらないということでトステムの人がやってきてドライヤーで暖めて整形していたようですが、まだうまくいっていないようで再度、見てもらいます。
2階のテラスへの出口にある大開口部のビルサッシは、開けたときに非常に固いということで見てもらいました。上部レールにあるガタつき防止のゴム付きの部品がどうもおかしいようで、取り寄せということになったようで、トステムの人が写真に撮って帰っていきました。このビルサッシは取り付けの時も納期にトラブルがあったりと何かと問題のあるサッシでございます。
ゴムパッキンにドライヤーの熱を当てて整形
しているようです。意外に原始的だなぁ……
ビルサッシの上部の金具をいじっています
分かりにくいですが、問題の部品。黒い部分
が2箇所あるのが、ガタつき防止のゴムです
そして、補修工事の定番……といいましょうか、最初から必ず剥がれなどありますよとヤリ手営業T腰さんより言われていたのがクロス。その補修ですが、父の工房など数箇所行いました。
どうも、我が家で使っているクロスは非常に薄手のものらしく、下地の凸凹が目立ちやすいとのこと。その為、石膏ボードの継ぎ目のパテ処理した部分などが目立つんですね。
しかし、クロスの厚さなんて打ち合わせでは全然聞いてない〜!色の組み合わせだけの話で「このクロスだと薄いから目立ちますよ〜」なんてアドバイス受けてないもん!そんなワケでこれから検討される皆さんには、是非ともクロスの厚さということも注意して検討していただきたい。また、事前に南の窓から入ってくる日光が当たる部分は剥がれがあるかもしれない……と、ヤリ手営業T腰様より聞いておりましたが、そういう事態は今のところナシなので、お見事というかカムサハムニダ!(ワタシは韓流ブーム前からの韓国好きなのじゃ……)
工房の天井のクロスを剥がしていきます
綺麗に剥がれていきます
左官屋さんのように天井に接着剤を塗っていきます
重力で下に落ちようとするクロスと戦い
ながら、天井にクロスを貼っていきます
クロスの継ぎ目を目立たないように処理
小さなローラーで圧着します。それにしても、
長時間、この体勢では首が辛そうだなぁ……
こうやって、頑張って工房はじめ数箇所を処理してくれました。綺麗にいったように見えたのですが……。
やっぱり、このようにプツプツができてしまいました
工房の照明だけは天井のクロスを直接照らす
ような照明なので余計目立つんでしょうねぇ
天井のクロスの貼り直しがメインでしたが、業者さんが使用していた脚立の足にはタオルのような物を巻いてフローリングにキズがつかないようにしてあったそうです。そこまではいいんですが、父の話では、それにドロのようなものがついていて、脚立を立てた箇所のフローリングにこびり付いてしまったのだそうです。どこのハウスメーカーの完成展示会でも、白手袋を付けて見せていただきましたが、それくらいの気持ちで扱っていただきたいものです。
あと、携帯電話で話をしながら天井のクロスを貼っていたという事もあったそうで、「やり直し」ということを自覚して気を張って作業して欲しかったと、母談……。「また、やり直せばいいや……」という気持ちでやらずに一発OKとなるように一意専心でやっていただきたいものです。
以上、クレームです……。
お次はリビングにある蓄暖を覆っている棚の補修……。天板と側板の継ぎ目が綺麗にいっていなかったので、表層が剥がれた部分を塗って補修。
それと、天板の下に付けられた石膏ボードのような断熱材(?)がネジ部分からヒビがいってしまっていました。春先に蓄暖を使いましたが、やはり暑くなるんでしょうね……。そこは、ヒビを埋めて補修です。
分かりにくいですが側板と天板の継ぎ目
が白くなっております。塗って補修……
天板の下の白いボードにヒビがいって
います。このヒビを埋めて補修です
最後に仏間の床も継ぎ目部分が微妙にバリのようなものが出て白くなっていました。これも塗って補修です。
分かりにくいですが、継ぎ目が白いです
細〜い筆で塗って目立たなくしました
まだまだ、補修は続くようですが、やっぱり一発勝負で決めて欲しかったですね。でも、ご苦労様でした〜。