24時間換気が義務付けられ、1つのオプションだったタルカスも標準装備になりました。
我が家もタルカスを装備しており、引渡しの時の説明で「1ヶ月に1回くらいはフィルターの掃除してください」と言われていた……が、ナマクラなもんで4月の引渡しから11月も終わろうとする今までの8ヶ月間、全く掃除していませんでした。一体、どういう状態になっているんだろう……と、玄関のタイル掃除が終わった後、フィルタ掃除に突入しました。
タルカスは、外気を吸って吐き出すだけの換気システムではなく、室内の空気を50%リターンさせ、外気と混合して室内に戻すというタイプ。その為、外気取り入れの段階でフィルターを通り、室内からのリターンの空気を綺麗にする為にフィルターを通る為に2箇所大きなフィルタが存在する。その大ボスのフィルタ掃除になりました。
2階ホールにあるフィルタのフタ。手前が外気
用フィルターで奥が循環器用フィルターです
まずは外気用フィルターの掃除から
まずは、外気用フィルターの掃除から始めましょう。……って、外気導入ということで聞く所によれば一番汚れるフィルタらしい。夏場なんぞ虫の死骸が結構捕まるそうな。イヤイヤイヤ、一夏完全に掃除せずにやってきたので、どれだけの虫さんがいらっしゃるのだろう、と思って恐る恐る開けてみることにした。
それにしても、このフィルタのフタからは吸気も排気もしないのに、なぜか両方とも外ブタはスリットが開いている。未だにナゾである。
こんな感じの2箇所の針金のバネで止まって
いるので、下に引っ張れば外れる簡単設計
これが内ブタ。黒い発泡スチロールでできて
います。2箇所の金具を外せば外れます
この内ブタは発泡スチロール製なので、実に軽い。だけど、ちょっと力を入れないと外れない。……というのも、フタの向こうは既にタルカスのエリア。……ということは、外気をドンドン吸っているんです。その為、掃除機で吸い取られるかのようにフタが引っ張られれてしまいます。この力の強さにタルカスって結構強力なのだと思うのであった。
グイッと引っ張ればフタが外れます。虫は
バラバラと落ちてはきませんでしたが……
内ブタにこのように固定されています。手前から
フィルタを通って向こうに外気が流れていきます
外気側でフタに落ちていた小さな虫
の死骸。結構、たくさんいるんですね
右半分は掃除前のフィルタ。左半分
が掃除機で吸い取っただけの状態
案の定、大量の細かい虫がフィルタ手前に固まって綿のようになって死んでいました。8ヶ月の間、ここを通ってきた空気を吸っていたのかと思うとゾッとしますが……。それにしても、空気の綺麗な富山ながら外気側のフィルタは真っ黒になっていました。改めて、タルカスの清浄能力が知らされました。
本当なら水洗いくらいした方がいいのだろうが、生憎、時間がない上に天気も悪いので掃除機で吸い取るだけにしたが、なかなかどうして綺麗になるものです。
掃除機でフィルタを掃除中のワタシ
掃除が終わったら内ブタに取り付けます。ご覧の
通り「室内側」とフィルタの向きも決まっています
向きを間違えないように元あった場所へ……
あと少し!!
外気側のフィルタ掃除が終わったら、循環器側のフィルタ掃除。これは、家の中の空気を屋外に排気しないで、再度家の中を循環させる為の空気をキレイにするフィルタちゃんです。
我が家はオール電化ですし、タバコ吸う人もいませんのでキレイだとは思うのですが……。
外気側フィルタと同様に外します
循環器側のフィルタの汚れ具合。室内
側を見たのですがご覧の通り真っ黒!
循環器側フィルタも同様に掃除します
循環器側のフィルタも取り付けて掃除終了
現在、標準のフィルタを使っている我が家。外気導入よりも室内循環ラインの空気が結構汚れていることに驚きました。標準からカテキンフィルタにしてみようかな……なんて思うのであった。
なんとなく、空気が美味しく感じる今日この頃です。