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恐怖!階段のネジがブチ切れた!?

引渡しの頃から続いている我が家の補修工事のメインが階段である。とやま展示場のストリップ階段を見て「あ、これがイイ!」とお願いして造ってもらったものの、展示場のようにガッシリしていなくて昇降しているとギッギッときしむのだ。引渡し直後の1ヶ月くらいは数回補修に来てくれたものの、その後は大工さんの都合がなかなかつかないらしくて、結局年を越してしまうことになった。

その年越しを控えたこの日には、きしみを超えた恐怖のトラブルが発生したのだった……。


その晩、私が2階へ上ろうとヨチヨチと階段を上っていたところ……、「カツン」と何か硬いものが階段下の床に落ちる音がした。イヤな予感がして階段を下り、床を見てみると妙に短いネジが落ちていた。だが、何か違う。このネジ、釘のように先が尖っているワケでもないし、ネジ山が切られている様子もない。そもそも異様に短いのだ。

切断して落ちたネジの頭
これが落ちていたネジ。ネジ山もないし、
先端までほぼ同じ太さでいっているのだ
ネジの直径
ちなみにネジの直径は約3ミリ

実はこのネジ。階段の天板を支えている金具と固定していた金具であった。きしみが続いて金属疲労でもしたのか、25mmくらいの長さがあるネジの頭だけが千切れて落ちてしまったらしい。

ネジが落ちた段
下から5段目の天板を固定していたネジの1本が
切断されてしまった。この段のきしみは確かにヒドい
階段の天板の厚さ
天板の厚さは約38mmある
ネジとネジ穴
天板を支える金具を下から見たところ。片方の
ネジの頭がなくなっているのが分かるだろうか?
ネジ穴アップ
ネジ穴を覗くと、奥には切断して取り
残されてしまったネジの本体が見える

……とまあ、こんなカンジです。ちょっと構造が分かりにくい方の為に図解を用意しました。

階段の断面図
天板を水平に見るとこんな感じになっています。
壁とのネジが切断されなくて不幸中の幸いか?

この絵は水平に見ているので、奥にもう4本同じ位置にネジが取り付けられている。つまり、天板1枚を取り付けるのに、天板とL字型の金具を固定するネジが4本、金具と壁を固定するネジが4本で合計8本のネジが使用されている。今回は、この天板とL字型金具を固定するネジだったので、垂直にかかる負荷に対しては影響は小さいが、もし切断したのが、壁と金具のネジだったら……と思うとゾッとする。全体的にもうちょっと太いネジを使うなどしてもらわないと安心できないかもしれない。年を越えてしまったが、展示場のストリップ階段と構造は一緒なのだからはやく直して欲しいなぁと思うのであった。

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