のどかな土曜日、出勤前にちょっと我が家の外観を見上げると……、あれ?なんか変だぞ。
玄関側の面の向かって左上のパルコン板に、どう控えめに見ても許容値とは思えない大きなクラックが発生している。以前に同じ面の塗装が剥がれてしまって、塗装のやり直しをしたことがあったが、その時にはなかったクラックだ。いつの間に発生したんだろう?
玄関側(西側)の面、赤の円内にクラック発生
クラックが発生したパルコン板のアップ
更にクラックのみをアップ。クラック周囲に
段差も見られるくらいの大きなものです
また屋上スラブの周囲にも小さなクラックが…
更に、打ち放し壁の目地に埋められているコーキングの劣化が酷い。劣化といっても弾力がなくなるという劣化ではなく、コーキングのフチが剥がれつつあるのだ。
屋根スラブと雨樋を繋ぐコーキングも
劣化が進んで、クラックも見られます
1階と2階の間のスラブの継ぎ目にある
コーキングのフチも剥がれつつありました
外壁のクラックは今まで小さいものは表層クラックということで許容値として無視しておりましたが、パルコンは壁式構造。壁のみで躯体全てを支えているので、壁に問題があったら心穏やかではありません。今回のクラックに関しては発見段階で即、営業さんと監督さんに通報。すぐに見に来てくれました。
また、コーキングの劣化は、コーキングの寿命からすればあまりにも早い劣化で驚きました。ただ、劣化が見られるコーキングは限られていて、
1、打ち放し壁の化粧コーキングに見られる(タイル壁や吹き付け塗装の壁には見られない)
2、主に西面のコーキングが劣化しやすい
……というのがありました。コーキングの補修業者から聞いた話では、Switchの打ち放し壁のコーキング劣化は実は富山だけの話ではなく、全国的に起きている問題で大成の技術者でも対処が検討されているそうです。どうも、打ち放し壁の塗装とコーキングの相性の問題だそうです。恐らく、打ち放しの塗料にコーキングがうまくくっつかないのでしょう。それで、業者はパルコン板のコーキング処理をする部分全てにサンドペーパーをかけて塗料を落とし、その後にコーキング処理をするという処置をしました。今度はうまくいったようです。