今日は、久々の土曜日。しかも、S端邸の施主検査後初の土曜日。仕事場へ行く道中、別件でヤリ手営業T腰さんから頂いたメールの内容を思い出していた。
「S端様邸は、こつを様邸と同じくカタログモデルになってもいいほどの仕上がりになったと思います。機会があればご覧になってください。」
……ということ。「機会があれば」……か、ならば機会を作ってしまおう、そうなれば今日のスケジュールだ。えーっと、12時まで仕事して、午後は15時から仕事だから3時間あるぞ。……ってことはS端パルコンを見に行けるんじゃないか!?と、ムショーに「どうしても偵察したいモード」にスイッチが入ってしまった。こうなると止まらない。相手の都合などなんのその、8:17にS端さんにメールを送ってしまった。
「S端様
施主検査まで無事(?)終了してよかったですね。
あと、1週間、頑張っていきましょう!
ところで、写真見ていて「どうしても偵察したいモード」になってしまった
のですが、もし良ければ今日の昼あたりお邪魔してもよろしいでしょうか?
一応、12時に仕事が終わってから直に行けたらと思いますが……。
ご都合よろしければお願いいたします。
急な思いつきですが、すみません。
失礼しました。」
まさにバカ丸出しの、そのまんまのメールである。「ご都合よろしければ」って、心中「ご都合よろしくシナサイ」じゃないのか、という厚かましさ。しかし、ここはパルコン好きのこつをのことをご理解いただいていたのか、S端さんに既に偵察フェチの血が流れてしまっていたのかソッコーで携帯にお電話を頂いた。「13時に現場で会いましょう」とのこと。ヤッター……ということで、仕事を終えてダッシュで現場へ……。
……ということで、到着しました。外観を撮りながらS端さんの到着を待つ……。
おー、写真で見たまんまのS端パルコンだ!
電線は向かって右から引き込むのかぁ〜
引渡しまで完成予定の土間コン。スリットを十字に
入れていますが、タマリュウでも植えるのだそうです
撮影しているうちにS端さんが登場。久々の再会であったが、すぐにパルコン談義。1週間以上もドンヨリ空で頻繁に雨が降ってくる富山県。雨が降っては滑らかな表面にならないためか、なかなか打設できないのだそうだ。……って15日の引渡しまでに天気の良い日はあるのか!?……と週間天気予報をネットで調べてみた。
ものの見事にオ〜ル雪マーク (Yahoo!天気予報より)
なんてこったい。あろうことか、今日からすべて雪ダルママーク。しかも、最低気温が氷点下ではないか。15日までどころか、その先まで雪マーク。オイオイ大丈夫か?ヘタに打設したら凍っちゃうんじゃないの?などと我が事のように心配になるこつをでした。
雨雲がスッポリと富山県を覆ってしまっています
更になんてこったい状態で、富山県の上には雨雲がビッシリ。実にみずみずしい富山県であります。久しぶりに太陽を見たいんですが……。
ま、天候ばっかりは大成ハウジング富山さんの責任ではないので、仕方がないとして内覧会といきましょう。まずは、今回のお目当てでもある「セコムのホームセキュリティ」。物騒な世の中ながら、まだまだ企業やマンションくらいにしか採用されていない近代的な防犯システムである。まあ、番犬という有機的な防犯システムもいいんでしょうけど……。
以前に私にメールを下さった方で、過去10年くらいの間に3回も空き巣に入られてしまったというパルコンユーザーさんがおられました。それも、カギをこじ開けてという行儀の良いドロボウではない。窓ガラスを割って進入というタイプだ。そういうことを考えると、窓にカギをかけるのも防犯には何の役にも立たないと言われるのも分かる気がする。この方は、外から見えない窓から入られたということなので、垣根やブロック塀などで道路から見えない部分を作らないというのも、ドロボウに入られにくくするコツと言われるが、ここはやっぱり強くて安心なパルコン。こういう面でも安心になりたいものです。ただ、窓の数とか広さ、オプションなどによって金額が変わってくるので一概に安いとも高いとも言えないのが辛いところ。見積もりでも取ってみようか……ともホンキで考えた。
そんなワケで玄関ドアは我が家と同じトステムの製品ですが、カギがセコムの「セサモ・ホームIDs」という指紋認証キーである。
これが指紋認証キーのセサモ・ホームIDs。
ご覧のように雨に濡れても大丈夫な製品
パカッとカバーを開ければセンサーの登場
更に更に、流石は入り口というだけあって、まだまだセキュリティーシステムがあった。以前にS端さんから送られてきた写真ではごくフツーのインターホン子機と思っていたものが、実はセコムの製品。
インターホンの子機。「画像記録中」…だって。
カメラを持っている怪しい私も記録されたの?
玄関ドアから玄関ホール内部を見ました。床は
真っ白。奥に見えるアトリウムも良い感じです
さて、中に入っていきましょう。アトリウムはどんな感じかなぁ〜。ワクワク……。
アトリウムだ!すごく開放的な共用スペースです。
塗装職人さんが打ち放し壁の塗装補修中……
アトリウムのカーテンウォールの反対側にある壁の
裏側は収納。左奥がバス・トイレ・洗面所です
玄関入って右側には、応接室があります。そこに入って、S端さんは実はすごく節約しておられる方ということが分かりました。
クローゼットです。折り戸タイプではなく、両開き
タイプ。全てがこのタイプで統一されているのです
応接室の照明はまだ付いていませんでした。
こういうお部屋がまだまだ数箇所あるのです
……ということで、どう節約かと言いますと、クローゼットは折り戸タイプよりも両開きのタイプの方が安いのだそうです。しかし、安いけど折り戸タイプよりも構造が簡単なので壊れにくいというメリットもあるのです。このタイプを全クローゼットに採用。そして、照明は数部屋、現在住んでおられる賃貸マンションで使っておられるものを持ってこられるのだとか……。いわゆる、施主支給ってヤツですね。こういう節約する所は節約して、その分、コダワリの真っ白な床とかアトリウムなどに回すという、メリハリのついた予算配分をしておられるのでした。う〜ん、スバラシイですね。まだまだ、S端邸には節約部分とコダワリ部分がありますので、徐々に紹介していきましょう。