8月30日に、我が家のPalconのkasaさんとプチオフ会をした後、次回東京にやってくるのは来年2月アタマになるであろう、と思っていた。……というのも、私の職業がDTP関連なので毎年2月の上旬に行われるJAGAT(社団法人 日本印刷技術協会)主催の展示会「PAGE」に参加するためだ。……となると、平成18年の開催は2月1日〜3日となる。
しかし、DTPの中でもフォトグラファー的な仕事をしている私にとっては最も良く扱うのがフォトレタッチソフトの最高峰「Adobe Photoshop CS2 」である。
仕事場では、プラットフォームがPowerMac G5というだけで、そのソフトを使っているのであるし、プライベートでもWindows上で動かしているというだけでPhotoshopユーザーなのだ。そうなると、Adobe社さんからよくDMがやってくる。この度やってきたのが、ズバリそのPhotoshopのタメのイベント「Photoshop World 2005 in Japan」の招待メール。何でも、メーカーのAdobe社がやっているのではなく、プロユーザーの集まりのNAPPという団体が行っているという。それだけに、かなりディープなイベントになりそうだ。案内を見ただけでも、Photoshop業界でトップに立つRussell Preston Brown氏がやってきてセッションをやるとのこと。聞いただけでゾクゾクする。Photoshopユーザーなら5000円の参加費。決して高い授業料ではない。迷わずお申し込み……。勿論、2日間フル参加だ!ちなみに、このイベントは本場アメリカでは毎年2回開催されているものらしいが、アメリカ国外での開催は今回が始めてだという。それだけに、貴重なオハナシが聞けそうだ。
そんなワケで、11月にも上京することになってしまったのだった。
夜行バスに揺られて、池袋駅へ……。そして、山の手線に乗り換えて会場の品川プリンスホテルへ……。
受付を済ませ、会場内に入るとアメリカンテイストなノリである。なぜか会場前方にはボクシングのリングが設置されている。
会場の入り口。アメリカンテイストです
イベントの始まりを告げる基調講演の
Keynotes。同時通訳で聞きました
NAPP代表のScott Kelby氏の入場!
リング上でパフォーマンスするScott Kelby氏
上映された彼の半生のビデオに会場は爆笑
Adobe社のシニアクリエイティブディレクター
の、Russell Preston Brown氏の入場!
同じくリング状でアピール!特製アドビマンTシャツや
や特製帽子が場内に投げ込まれ大盤振る舞い!
そして、このScott Kelby氏とRussell Preston Brown氏がリング上でタイトルマッチ……と言っても、リング上には2台のPowerBook G4が置かれ、2人のPhotoshopのテクニック対決となった。初級者向けのTipsから上級者向けのワザまで披露!結果はScott Kelby氏の勝利!なかなか面白かった。
PowerBook G4でPhotoshopのテクニック対決。
何もリングまで用意しなくても……って演出だね
最後にセッションの講師陣が一斉に
リング上に上がって紹介がなされた
この後は、事前に申し込んだセッションに行って受講となる。最初の基調講演よりも難易度の高いワザや新機能の紹介がなされた。「へぇ〜」「ほぉ〜」とオドロキの連続であった。
世界のPhotoshop使いのトップにいる
Russell Preston Brownのセッション
最後にちゃっかりRussell Preston Brownと
記念撮影。ユーモアのある面白い人でした
そして、2日間のPhotoshopWorldを終えた後、もう一つのイベント。パルコンユーザー会(Palcon World 2005 in Japan?)へと向かう。
kasaさんとだけではなく、今回はブルードレスさんも加わって3人でのユーザー会となった。
池袋駅の前で待ち合わせ。kasaさんと私はすでに顔見知りなので問題ないが、あの人ごみの中、どうやってブルードレスさんを捜すか……。
心配はいらなかった。到着するとkasaさんが「あ、こつをさんこんばんは〜」と先に発見してくれた。その直後、カジュアルウェアでビ○クカメラの買い物袋を提げたブルードレスさんが「あ、ブルードレスです。始めまして」と声をかけてくださった。なんで分かったんだろう?そして、事前にkasaさんが予約を入れてくれていた居酒屋へレッツゴー。道中、すでにブルードレスさんからもパルコンネタが炸裂!池袋の路地をパルコン談義しながら闊歩する男3人衆、あ、あやしすぎる!
店内に入ると、ちょっとした個室のような所に通される。相変わらずkasaさんチョイスはセンスがイイ。まずは、生ビールでカンパイ。間髪入れずにパルコン談義。ブルードレスさんは「私も自分の家の写真を持ってきました」と監理の報告書と自作アルバムを見せてくださった。「へー」「ほー」とビール片手に難しい数字や言葉の書かれた監理の報告書をめくってホロ酔いになっていく我々。実に怪しい。挙句の果てには店員さんに「写真撮ってくださ〜い」と男3人でお願いする。ますますアヤシイ。
話の内容は多岐に渡って、あまり覚えていない……(汗)。でも、パルコンネタから脱線していないのだから、ハタから見れば「プロジェクトX」に出てくるような、某建設業者の熱血社員に映ったであろうか?飲めば飲むほど、パルコンネタ。酔えば酔うほど「そんなこと言っちゃっていいの?」というほど、ディープなパルコンネタ。皆さん、凄すぎる。どこからそんな情報を!お役立ち情報からちょっとヤバそうな情報まで……。
ブルードレスさんはROM暦が長い分、今になって爆発しているようだ。余生は(?)パルコンユーザー会に命をかけそうな勢いなだけに根っからのパルコン好き。
お話の中には、「我が家のPalcon」の掲示板に登場する住人のお話やら、当サイトで紹介中のS端さんのお話やら、当掲示板にやってきている別HMで建築中のチャムままさんのお話やら、尽きることはなかった。
いろいろと話をしていて、2月よりも先にユーザー会をヤリマショウ!なんてことになってきた。すでにブルードレスさんはロレツが回っていない……が、口から出てくるのは「基礎のカブリがあーでこーで」とか「○N(ニュートン)であーでこーで」と、どっかの技術者のようなことを言っている。私も負けじと「タルカスの接続があーでこーで」「断熱ブロックの使用が富山だとあーでこーで」と応戦。大御所のkasaさんも「基礎のシース筋があーでこーで」「シャッターがあーでこーで」と負けじとパルコン談義。なんだ、この3人は!?
そして、お二人ともゴルフ好きということが発覚。今度、富山に行きますから一緒にヤリマショウ!なんて話しになってきた。富山にはランキングに上がるような呉羽カントリークラブから小杉カントリークラブ、太閤山カントリークラブなどなど……とゴルフ場は結構あるのだが、私はゴルフなんてクラブすら持ったことがない。せいぜい、パターゴルフ、パークゴルフとかグラウンドゴルフ。小学生時代は地元の老人会の人たちの輪に飛び込んでいってゲートボールをやったくらいであろうか?う〜ん、マズイ。もし、来られたらキャディーでもさせていただきますワ。
店員さん撮影の記念写真。左からブルードレスさん
kasaさん、こつをとなっております。怪しいなぁ〜……
ブルードレスさん持参のパルコン写真集(?)
それにしても、今までお会いしたパルコンユーザーには結構国家資格のような、たまげるような有資格者が多いのにビックリ。ワタシなんて、英検3級、そろばんと暗算が4級、あと、普通乗用車運転免許……だから、まあ、役に立つ資格なんてないようなもの。やっぱ、パルコンを選ぶ人は違うね!
そして、アッという間にパルコンネタだけで3時間が過ぎ解散。またの再会を誓って固い握手と共に別れさせていただきました。