10月26日に、1階の床下から強烈なアンモニア臭がしてくるということで、タルカスの修理をしました。
床下排気のダクトの口径を太くすることで、排気効率を良くし、アンモニア臭がしなくなった……と思ったのですが、フト、リビングの隅っこにあるタルカスの床下ダクト付近に行くと、あの懐かしい(?)アンモニア臭がする。2階の装置のモーターを交換し通常のバランスで運転しているはずなのにおかしい……と思って、気流の検査を独自にやってみた。
やり方は簡単。日本人ならお馴染み(?)のお線香の煙を天井ダクトと床下ダクトに持って行き煙の動きで気流を調べるという至って簡単なこと。
我が家のリビングのタルカスの位置。赤矢印から
空気が入って、青矢印から空気が出て行きます
このようにダクト付近に線香を持って行きます
基本的に、リビングに関しては天井にダクトが3つあり、全て部屋への吸気を担当しているので、ここからは空気が噴出してこないといけない。逆に、部屋の床下にダクトが1つ付けられ部屋からの排気を担当しているので、ここでは空気が床下に吸い込まれていかねばならない。まあ、排気のルートとしては、廊下に流れてトイレやお風呂に流れ込み換気扇で排気されるというルートもあるにはあるが……。
天井のダクトで試験。右が父で左が私。
親子揃って、バカやっています……(汗)
排気する筈の天井ダクトが勢い良く
煙を吸っています。なんでだろう〜?
床下ダクトで試験中。左が父で右が私。
ちなみにバカ父子を撮影するのは母です
う〜ん、吸い込むはずの床下ダクトから
空気が噴出しています。臭いはずだ…
完全に逆の流れになっています。まあ、先日のタルカスの改造で床下排気の効率が良くなった為かアンモニア臭はダクト付近でしか漂っていませんが……。それでも、本来の気流がなければタルカスの意味がないので、早速監督に連絡……。あくまで監督の推測ですが、蓄暖で空気が暖められた為、暖かい空気は上に行くという性質上、逆流してしまっているのではないか……ということでした。つまり、バランスが崩れてしまっているんだそうです。その為、今度タルカスの力を強くするそうです。
あ、そうそう。今回の実験では、我が家のお仏壇を担当してくれた富山県射水市の井口製作所さんから頂いたお線香のサンプルを利用させていただきました。井口さんは遊びに行くたびにお線香のサンプル をくださいます。正統派のお線香から、半分ギャグなお線香まであって正規品を買う勇気がないお線香まで楽しむことが出来ます。
通常、我が家のお仏壇で使っているのは、正統派の「香樹林 」というもの。中でもチョット高級な「沈香」を愛用しております。酸っぱい香りが本格派です。ちょっと「毎○香」などは、物足りない線香フェチでもあるこつをです。
ちょっと、試験でコレを使うのが勿体ないので大量に頂いたサンプルお線香から今回は下記の「好文木 」を使用。これも、結構な正統派です。サンプルと言っても1箱に3本くらい入っているので、十分な試験ができます。
これが今回使用したサンプルの「好文木」
オマケで、いろいろなサンプルも貰っているので紹介しましょう。
「葵の舞」というサンプルもありますが、これは正統派の「白檀」から「ローズ」まであります。この辺は、半分正統派、半分ジョークでしょうか?井口さんに聞くと「昔ながらのお線香もいいのだけど、最近の人はお婆さんの焼香する線香の香りがどうも好かんということなので、ラベンダーやらローズの香りのものまであるんです」とのこと。時代と共に好みは変わっていくんでしょうね。でも、私は温泉好きということで石川県辰口温泉の「まつさき」へよく行きます。文豪、泉鏡花ゆかりの宿だそうで、最近はテーマパークなんかに行くより温泉に行きたいこつをです。この旅館では随所でお香を焚いているのですが非常に落ち着きますね。近頃はアロマテラピーとやらでいろいろなお線香があるようですが、やっぱり私は正統派お線香が好きです。
他にも「珈琲の香りのお線香 残香飛 」「苺の香りのお線香 一期香 」なんてのもある。
これまた井口さんのお話では、苺のお線香は前述の理由らしいが、珈琲は「亡くなった旦那がコーヒー好きで……」という人に好まれているらしい。それにしても、名称はどちらもオヤジのダジャレじゃん!と笑ってしまった。確かにそれらしい香りはしますが……。
正統派とギャグ派(?)の中間の「葵の舞」
挙句の果てにはコーヒーや苺も登場
脱線しましたが、我が家ではこのサンプル線香はお仏壇で使うに使えないので、線香を箱の中にしまったまま引き出しなどに入れておきます。すると、結構イイ芳香剤になるんですね。上品な香りなので愛用しております。ああ〜、タルカスから脱線してしまった!!スミマセンデシタ。